2011年1月20日木曜日

Google Chart APIを利用する際の注意点


提案する技術屋として覚えておくべき3つのポイント
  1. 顧客要求を煮詰めると、ユーザ向けのビューにグラフで出したり、チャートを出したりした方が分かりやすく、しかも見た目もGoodなことはよくある。詳細データの参照回数やURLのクリック数など、特定のコンバージョンが定義出来るシステムであれば、ソーシャルなデータを集積してそれを活用しましょうと顧客に提案するべき。そんな時Google Chart APIを上手く利用できるよう、データ設計に留意し、出来ること、出来ないことを明確にした上で顧客要求を具体化しなければならない。仕様によってはChart APIでは実現が出来なくなる可能性もあるので、事前に後述ウィザードでプレゼンしておくと良いだろう。
  2. チャートウィザードで出来る事が、Google Chart APIの全てと考えて良いだろう。もちろんAPIドキュメントを端から読むと色々できそうな事が見つかってくるが、高度なことが出来ますよと顧客にプレゼンした後出来ませんでした的な流れになると痛いので差し控える。
  3. QRコードなどのバーコードもGoogle Chart APIで表示が可能。携帯サイトとの連動が仕様に含まれそうな場合は、QRコードの活用を予め提案に含めると印象が良いので忘れずにおくこと。
実際に使う際の注意点
  • APIドキュメント
  • 基本的に見た目はアッサリしてる。カスタマイズもしづらい。デザインの際はグラフはオカズ程度になるようにする。無理ならAPIの利用は諦め、グラフを描画する機能を実装した方がいい。
  • 棒グラフ、線グラフなど一部のグラフでは左端と下端に1ピクセルの線(縦軸横軸)が入ってしまう。消せないっぽい。デザイン上、ここにも留意すること。

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